ADST WIDE(ワイド)とADST(標準幅)の美容師的使い分け

縮毛矯正・ストレートパーマでの使い分け

  • ワイド
    • 中間~毛先を一気に処理できるので施術時間を短縮
    • ロングや毛量が多いお客様のメイン処理に最適
  • 標準
    • 根元の立ち上がり・前髪・耳周りなど細かい部分を丁寧に処理
    • 熱ムラを防ぎ、仕上がりの自然さを出せる

仕上げスタイリングでの使い分け

  • ワイド
    • 大きくストレートに伸ばす時に安定感あり
    • ボリュームを抑えたい時に効率的
  • 標準
    • 内巻きや軽いカールなどのアレンジもしやすい
    • 小回りが利くので細部のツヤ出しに便利

サロン現場での実際の運用

多くの美容師は、

  • ワイドを1台(縮毛矯正メイン)
  • 標準を1台(仕上げや部分処理用)

2台持ち で施術に臨んでいます。
縮毛矯正は時間がかかるため時短は大きな課題です。
ワイドがあると効率がかなり上がるんです。

メリットとデメリット

  • ワイドのメリット → 施術スピードUP、毛量が多いお客様に強い
  • ワイドのデメリット → 根元や細かい部分が苦手、長時間使うと腕に負担
  • 標準のメリット → 仕上げの自由度が高い、部分施術に万能
  • 標準のデメリット → ロングや毛量が多いと時間がかかる